続!イジワル王子とお姫様
「もし、あの子らが桃香になんか言って来たら……オレに言えよ?」
「うん……」
ナツキくんは、私の王子様。
ピンチのときには、現れて……助けてくれる。
小指を手のひらに入れ、ナツキくんとつないでいない方の手をギュッと握りしめた。
ウチの制服を着た女の子たちが、私たちのうしろで
なにか言っている声が聞こえていたけど、そんなの気にするコトないんだよね。
ナツキくんの顔と、優しい言葉に集中しよう。
「……そんなに不安なら、もっかいココで、叫ぼっか?」
「……えっ?」
ナツキくんはニヤリと笑うと、片手を自分の口元に持っていく。
「オレが桃香を好きな所~! って、な」
え!
「うん……」
ナツキくんは、私の王子様。
ピンチのときには、現れて……助けてくれる。
小指を手のひらに入れ、ナツキくんとつないでいない方の手をギュッと握りしめた。
ウチの制服を着た女の子たちが、私たちのうしろで
なにか言っている声が聞こえていたけど、そんなの気にするコトないんだよね。
ナツキくんの顔と、優しい言葉に集中しよう。
「……そんなに不安なら、もっかいココで、叫ぼっか?」
「……えっ?」
ナツキくんはニヤリと笑うと、片手を自分の口元に持っていく。
「オレが桃香を好きな所~! って、な」
え!