続!イジワル王子とお姫様
ちょっと前まではナツキくんの優しい囁きを聞くコトができたのに、


私が素直に「うん」って言わなかったことで、こんなコトになるなんて。


周りの女子に気を遣って、ナツキくんに嫌われたら意味ないよ。





……私ももうちょっと強くならなくちゃね。


「ナツキくんの彼女です」って、


堂々といられるようにしよう。





テニスの授業中、ナツキくんに送るメールの内容ばかりを


ずっと、考えていた。





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