続!イジワル王子とお姫様
「ナツキ、小さい頃のコトあんまり覚えてないじゃない?
お母さんは大人だったから覚えてるわよ。
……今日だってね。帰ってくるなり、『あんま、彼女に喋りかけんなよ?』って言ってきたの。
ナツキ、昔からワガママな子だから……。独占欲も強いのねっ」
お母さん、ペラペラと喋り続けてる。
ナツキくんは、お母さんの言葉に対して、
「そういう意味じゃねぇっつの! 知るかよー。あ~あ、着替えてこよ」
なんて言って、逃げるようにして2階へのぼっていった。
ふたりって見た目はソックリだけど、中身は180度違うんだね。
アハハ……なんだか笑っちゃう。
「……見た? ナツキ、耳まで真っ赤になってたわよ。
からかうと面白いわぁ~。ウフフ」
うわ、お母さん恐るべし。
お母さんは大人だったから覚えてるわよ。
……今日だってね。帰ってくるなり、『あんま、彼女に喋りかけんなよ?』って言ってきたの。
ナツキ、昔からワガママな子だから……。独占欲も強いのねっ」
お母さん、ペラペラと喋り続けてる。
ナツキくんは、お母さんの言葉に対して、
「そういう意味じゃねぇっつの! 知るかよー。あ~あ、着替えてこよ」
なんて言って、逃げるようにして2階へのぼっていった。
ふたりって見た目はソックリだけど、中身は180度違うんだね。
アハハ……なんだか笑っちゃう。
「……見た? ナツキ、耳まで真っ赤になってたわよ。
からかうと面白いわぁ~。ウフフ」
うわ、お母さん恐るべし。