続!イジワル王子とお姫様
「けど、桃香は違いそーだよな。オレが『いい』って言うだけで、「うん」って言いそぉ……」
「えーっ! なんかそれって意思がないみたいじゃない~。私だって自分で見つけるもん」
とかいいつつ、流行モノしか聞かないけどね。
「……そ?」
そう言って、ナツキくんは私の髪に手を伸ばし、ちょっとだけ指ですくう。
――ドキーッ!!
ナツキくん、どうしてそこで、私の髪っ!?
髪の毛に神経があるのかって思うほど、触られた部分に意識集中!
心臓がドキドキ、バクバクしてくる。
「……なぁ、ちょっとだけ目ぇつぶって?」
「えーっ! なんかそれって意思がないみたいじゃない~。私だって自分で見つけるもん」
とかいいつつ、流行モノしか聞かないけどね。
「……そ?」
そう言って、ナツキくんは私の髪に手を伸ばし、ちょっとだけ指ですくう。
――ドキーッ!!
ナツキくん、どうしてそこで、私の髪っ!?
髪の毛に神経があるのかって思うほど、触られた部分に意識集中!
心臓がドキドキ、バクバクしてくる。
「……なぁ、ちょっとだけ目ぇつぶって?」