続!イジワル王子とお姫様
うわぁっ!


ナツキくんが私の首にキスをしてくる。


「な……ナツキくんっ?」


声がうわずる。


ナツキくんはなにも言わず、鎖骨を唇でなぞる。


うっ……。


声が出そうになるけど、手で押さえてガマン。


けど。


キスをしているナツキくんの指が、私のシャツの襟元を下に引っ張ってる。


これは……どういう意味っ!?


「ナツキくん…やだぁ。ちょっと待って?」


「オレもやだ…つったら、どーする?」


「……えぇっ!?」




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