続!イジワル王子とお姫様
優しく触れる唇にドキドキ。


ナツキくんの彼女は、私……なんだよね。


『他の誰かとか……関係なくね?』


って言ってた、ナツキくんの言葉を思いだす。


フフッ!


いつもイジワルだけど、こーいう時だけスッゴく甘いって


ウチの学校の女のコたちは、知らないもんね。


エへへ……、幸せだぁ。


ナツキくんの手を握っていたら、そっと離されその手は私の首もとのシャツの隙間へと滑りこんでくる。


「……んっ……ぅ」


なにか言おうと思ったけど、ナツキくんはキスをやめてくれない。


触れるだけのキスは、だんだんと熱いキスへと変わっていく。




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