続!イジワル王子とお姫様
「お前の行動、いちいちウザイとか考えてたら、身もたねーから。


それにしても、いちいち面白い反応するよなぁ。顔、赤いし熱あるんじゃねーの?」


ナツキくんは私の額にピッタリと手をあてる。


「な……ないよぉ!これは、恥ずかしいからっ。お……王子さまとか、思ってないもん」


……思ってるケド。


「……桃香、こっち来るか?」


へぇっ?


ナツキくんは、自分のとなりを指差す。



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