続!イジワル王子とお姫様
生徒の家族も出入りできるし、小さい子から大人まで。ホントにたくさんのひとがいる。
制服着用じゃないから、同世代のコがいても、どこの学校のコなのかもわからない。
ひとは多いし、学園祭用にレイアウトされた校舎に、少し戸惑う。
……この間、杏と音楽室に来た時とは、全く雰囲気が違うから、迷っちゃいそう。
2年1組に行くために校舎に入り、キョロキョロしながら歩いていると、うしろからポン! と肩を叩かれた。
「えっ?」
「桃香ちゃんも今日来てたのね」
振り返ると、うしろにいたのはナツキくんのお母さんだった。
「こんにちは!」
「ナツキとは一緒じゃないの?」
「あ……今から待ち合わせてるんです」
確実に会えるかどうかは、わからないんだけどね。
制服着用じゃないから、同世代のコがいても、どこの学校のコなのかもわからない。
ひとは多いし、学園祭用にレイアウトされた校舎に、少し戸惑う。
……この間、杏と音楽室に来た時とは、全く雰囲気が違うから、迷っちゃいそう。
2年1組に行くために校舎に入り、キョロキョロしながら歩いていると、うしろからポン! と肩を叩かれた。
「えっ?」
「桃香ちゃんも今日来てたのね」
振り返ると、うしろにいたのはナツキくんのお母さんだった。
「こんにちは!」
「ナツキとは一緒じゃないの?」
「あ……今から待ち合わせてるんです」
確実に会えるかどうかは、わからないんだけどね。