続!イジワル王子とお姫様
kissのあと
キスのあと、ナツキくんと文化祭の催しをブラブラ見物して、教室に戻った。


ナツキくんのクラスの催しを見たかったんだけど、『ブラックなノリだから見てもおもしろくない』って言われ、


教室の中には入れてもらえなかったんだ。


ナツキくんはバンドの練習があるからって、そのメンバーとお昼を食べるみたいで、


杏と銃士くんと私だけでお昼を食べるコトになった。


屋台で焼きそばを買って、3人でベンチに座って食べてる所。


「あふぅ……」


「アハハ、桃香。なにそのため息っ」


私を見て、杏が爆笑してる。


もう……ダメ。


さっきから、ナツキくんとのキスがチラついて、ボンヤリしてばっか。


早く会いたいよぉ~。


「なんでそんなニヤけてんの? さては、さっきナツキとなんかあった?」


銃士くんが、そう言ってくる。


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