続!イジワル王子とお姫様
人懐っこい笑顔に、柔らか栗毛。
それは、さっきクレープ屋で見た、あの男の子だった。
「んだよ、伊勢谷のオンナ?」
「ん。友達? だよな」
って言って、私に同意を求めてくる。
とりあえず、ココは助けてもらおう……。
コクリと頷くと、さらに目を細めてニッコリと笑う伊勢谷くん。
なんとかタコ焼きを買うコトができ、男のコのグループからも解放された。
「……ありがとうございました」
「いえいえ、どういたしまして。さっきは、駿河ナツキに怒られ損だったけど?」
そう言って、伊勢谷くんはククッと笑う。
「えっ……。ナツキくんと、友達なんですか?」
「友達っつーか、尊敬する先輩なんだけどな。だからナンパじゃナイっつったじゃん」
尊敬する、先輩……?
それは、さっきクレープ屋で見た、あの男の子だった。
「んだよ、伊勢谷のオンナ?」
「ん。友達? だよな」
って言って、私に同意を求めてくる。
とりあえず、ココは助けてもらおう……。
コクリと頷くと、さらに目を細めてニッコリと笑う伊勢谷くん。
なんとかタコ焼きを買うコトができ、男のコのグループからも解放された。
「……ありがとうございました」
「いえいえ、どういたしまして。さっきは、駿河ナツキに怒られ損だったけど?」
そう言って、伊勢谷くんはククッと笑う。
「えっ……。ナツキくんと、友達なんですか?」
「友達っつーか、尊敬する先輩なんだけどな。だからナンパじゃナイっつったじゃん」
尊敬する、先輩……?