続!イジワル王子とお姫様
「だってぇ、ナツキくんクラブに入ってるなんて……聞いたコトなかったし」
言われてみれば、付き合ってまだ1ヶ月ちょっとだし、実は入ってたって言われてもおかしくない。
私がナツキくんのコトを、よく知らないだけ……?
「えーと。名前、なんつーの?」
「あっ、更科桃香です。よろしく……」
ペコリと頭を下げると、また笑われた。
「別に挨拶はいーんだけど」
そうでした。エへへッと愛想笑いすると、伊勢谷くんは今度は笑わなかった。
……あれっ。なんか、調子狂っちゃう。
「なーんかさ、ナツキ先輩の彼女が桃香ちゃんって、意外なんだよなぁ」
アハハ、よく言われますよ?
思わず言いそうになったけど、やめた。
自ら暴露してもしょうがナイからね。
言われてみれば、付き合ってまだ1ヶ月ちょっとだし、実は入ってたって言われてもおかしくない。
私がナツキくんのコトを、よく知らないだけ……?
「えーと。名前、なんつーの?」
「あっ、更科桃香です。よろしく……」
ペコリと頭を下げると、また笑われた。
「別に挨拶はいーんだけど」
そうでした。エへへッと愛想笑いすると、伊勢谷くんは今度は笑わなかった。
……あれっ。なんか、調子狂っちゃう。
「なーんかさ、ナツキ先輩の彼女が桃香ちゃんって、意外なんだよなぁ」
アハハ、よく言われますよ?
思わず言いそうになったけど、やめた。
自ら暴露してもしょうがナイからね。