続!イジワル王子とお姫様
「あのナツキ先輩が、オンナの手からクレープ食べてるとか、マジビビったって」
そうだね、それは私もビックリだったよ?
私が返事する前に、伊勢谷くんは喋り続ける。
「でさ、なーんかデレッとしてっし……ナツキ先輩ぽくないな、と。
どーやって改造したんスか?」
いえ、改造もなにも、まだナツキくんを掴みきれてナイからね。
まだまだ研究中だし……。
「あの時は、たまたまだよ。普段はもっとクールだし、バッサリきられちゃう……」
「だよなぁ~。冷たくね?」
へっ?
「ナツキくんは、冷たくナイ……よ?」
「そーかな。桃香ちゃんて愛想よくてかわいいし、ナツキ先輩の彼女にしとくの、もったいないなぁ」
伊勢谷くんは私の前に立って、ニッコリと笑う。
そうだね、それは私もビックリだったよ?
私が返事する前に、伊勢谷くんは喋り続ける。
「でさ、なーんかデレッとしてっし……ナツキ先輩ぽくないな、と。
どーやって改造したんスか?」
いえ、改造もなにも、まだナツキくんを掴みきれてナイからね。
まだまだ研究中だし……。
「あの時は、たまたまだよ。普段はもっとクールだし、バッサリきられちゃう……」
「だよなぁ~。冷たくね?」
へっ?
「ナツキくんは、冷たくナイ……よ?」
「そーかな。桃香ちゃんて愛想よくてかわいいし、ナツキ先輩の彼女にしとくの、もったいないなぁ」
伊勢谷くんは私の前に立って、ニッコリと笑う。