続!イジワル王子とお姫様
「けど、デジカメとか持ってないし……」
さすがにケータイでは写せなさそう。
体育館の中、真っ暗だし、ステージを照らすライトぐらいじゃキレイに写せそうな気がしないよ。
「大丈夫。私のデジカメ貸してあげる。使い方はね……」
蝶野さんは、かわいいデジカメポーチから新しそうなデジカメを出す。
いいのかな? 借りちゃって。
私が撮ればナツキくんがいい顔すると思ってる?
今ってケンカ中だし……ムスッとした表情しか撮れないんじゃないかなぁ。
なんて思いながらも、頼まれて断れずにいる私。
「じゃ、お願いします。デジカメ返してくれるの、いつでもいいから」
「はぁい……」
うぅっ、お人好しかも。
体育館の中に戻ろうとすると、また蝶野さんに引っ張られた!
ナツキくんが蝶野さんを『しつこい』って言ってたのが、なぁんとなくわかってきたよぉ。
さすがにケータイでは写せなさそう。
体育館の中、真っ暗だし、ステージを照らすライトぐらいじゃキレイに写せそうな気がしないよ。
「大丈夫。私のデジカメ貸してあげる。使い方はね……」
蝶野さんは、かわいいデジカメポーチから新しそうなデジカメを出す。
いいのかな? 借りちゃって。
私が撮ればナツキくんがいい顔すると思ってる?
今ってケンカ中だし……ムスッとした表情しか撮れないんじゃないかなぁ。
なんて思いながらも、頼まれて断れずにいる私。
「じゃ、お願いします。デジカメ返してくれるの、いつでもいいから」
「はぁい……」
うぅっ、お人好しかも。
体育館の中に戻ろうとすると、また蝶野さんに引っ張られた!
ナツキくんが蝶野さんを『しつこい』って言ってたのが、なぁんとなくわかってきたよぉ。