続!イジワル王子とお姫様
でも、杏は銃士くん寄りの考えだし、ナツキくんまでそうなったらぁ…。3対1だぁ。


ま、負けるぅ。


半泣きになってると、ナツキくんがフワッと肩を抱いてくる。


「ほら、冗談だろ?そんな顔すんなよ」


「……うん。……うわぁ!」


横を見ると、ナツキくんの顔が急接近。私を……見つめてるよぉ。


う……。


緊張する。


目が見れない。




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