続!イジワル王子とお姫様
「いや~ったね! オレっち最高。やっぱ“間宮遥賞”もらったしぃ」
私たちが驚いている所に、伊勢谷くんが、嬉しそうに話しかけてきた。
ナツキくんが『喋るな』って言ってたのを思い出し、
思わず口を手でふさぐ。
その仕草を見て、伊勢谷くんは笑っていた。
「桃香ちゃんと喋る時は、ナツキ先輩同伴だって言われましたからぁ?
今からちょっと呼んできまっす!」
そして、校舎の方へと走っていく。
「それにしてもさぁ、まさかコレが間宮遥賞だとは。
ナツキくんの学校ってフザけてるよね?」
杏がお腹抱えて笑ってる。
実はね、私を撮ってくれた伊勢谷くんの写真は、
どれも私をメインに撮ったワケじゃナイんだ。
私たちが驚いている所に、伊勢谷くんが、嬉しそうに話しかけてきた。
ナツキくんが『喋るな』って言ってたのを思い出し、
思わず口を手でふさぐ。
その仕草を見て、伊勢谷くんは笑っていた。
「桃香ちゃんと喋る時は、ナツキ先輩同伴だって言われましたからぁ?
今からちょっと呼んできまっす!」
そして、校舎の方へと走っていく。
「それにしてもさぁ、まさかコレが間宮遥賞だとは。
ナツキくんの学校ってフザけてるよね?」
杏がお腹抱えて笑ってる。
実はね、私を撮ってくれた伊勢谷くんの写真は、
どれも私をメインに撮ったワケじゃナイんだ。