続!イジワル王子とお姫様
歩きだすナツキくんの腕にギュッと掴まる。
それを見た、伊勢谷くんと杏に冷やかされる。
うしろを振り返って杏たちを気にする私の腕を、
ナツキくんがグイッと引っ張った。
「オイ、桃香。行くぞ? アイツらなんなんだよ……ったく」
「杏と伊勢谷くんも、一緒に帰るの誘う?」
「誘わねぇ。すぐに銃士がくるだろ?」
ナツキくんはいつもの調子で、サラっと流す。
「じゃぁ、銃士くんが来るまで……」
「ダメ」
えっ?
ナツキくんがそんな言い方すると思わなくって、キョトンとしてしまう。
それを見た、伊勢谷くんと杏に冷やかされる。
うしろを振り返って杏たちを気にする私の腕を、
ナツキくんがグイッと引っ張った。
「オイ、桃香。行くぞ? アイツらなんなんだよ……ったく」
「杏と伊勢谷くんも、一緒に帰るの誘う?」
「誘わねぇ。すぐに銃士がくるだろ?」
ナツキくんはいつもの調子で、サラっと流す。
「じゃぁ、銃士くんが来るまで……」
「ダメ」
えっ?
ナツキくんがそんな言い方すると思わなくって、キョトンとしてしまう。