続!イジワル王子とお姫様
「あはは……ヤダ。

だけど、元カノとのそういう友情もアリかなって、私は思うけどなぁ~」


「桃香って意外と残酷だよな。杏の肩持ってやれよ……」


「んー。だって、浮気じゃないし。銃士くんは杏が一番好きなんだよね?」


「そーなんだよ。桃ちゃん話わかるなぁ~。オイ、ナツキ。杏と交換しねぇ?」


銃士くん、ニヤニヤしてナツキくんの肩に腕を回す。


「譲るかよっ」


ナツキくんボソッと呟き、ニヤリとして銃士くんに肘鉄くらわしてる。


けど、今の聞こえちゃった!


『譲るかよ』……!?


アハ~。顔が、にやけるよぉ。


「こら、杏の味方してやれよ?」


「はぁい……」


ナツキくんは私を見て、ニッと笑った。



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