続!イジワル王子とお姫様
「ナツキくん…行こぉ。あのふたり、追いかけなきゃ」
ギュッとオレの腕にしがみつき、引っ張るように歩きだす桃香。
……オレは、コイツにしといて良かったなって、よく実感させられる。
いつも、ひとの心配ばっかりで、自分は、二の次なんだよな。
優しくて、健気で、ピュアな感じがたまらない。
付き合っても、彼女に手は出さないって決めてたけど
たまに揺らぐ、オレの理性。
……もしかしたら、時間の問題か?
ギュッとオレの腕にしがみつき、引っ張るように歩きだす桃香。
……オレは、コイツにしといて良かったなって、よく実感させられる。
いつも、ひとの心配ばっかりで、自分は、二の次なんだよな。
優しくて、健気で、ピュアな感じがたまらない。
付き合っても、彼女に手は出さないって決めてたけど
たまに揺らぐ、オレの理性。
……もしかしたら、時間の問題か?