音を奏でるとき
「ちょっと待った。あんた誰?」

一人の男子が聞いた。

「わたしは西岡椎夏。あんたと同じクラスよ。丘田拓実くん♪」


「西岡…?」

「突っ立ってないで、早くそれ、片付けて!!ドラム出すよ!!」




椎夏があまりにもテキパキしていたため、拓実たちはそれに従うしかなかった。



< 2 / 12 >

この作品をシェア

pagetop