恋物語
「あんなとこで迷子になるとかありす相当な方向音痴だな」
たくみはたばこに火をつけながら言う。
たくみたばこ吸うんだ~。
知らなかった。
まあお姉さんがあんな感じだしね。

家につくと「もう帰るね」といってたくみは帰ってしまった。
お礼言うの忘れてた。
部屋に入ってまっさきに携帯を開く。

[今日はありがとうね☆]

送信っと。
メールを送ってすぐメールが帰ってきた。

[いいよ、じゃあ明日]

おやすみと送ってベットに横になる。
あみ明日告白するっていってたよな~もし付き合うことになったらたくみとは遊べなくなっちゃうのかな。


ピッピ
目覚ましのおとで目が覚める。
あっ昨日そのまま寝ちゃったんだ。
リビングに行くとさくらがソファに座っていた。
「おはよう」
「おはよ~お風呂はいってから行きたいから先学校行っていいよ」
「いいよ、風呂上がるまでまってるからさっさと入ってきて」
私は急いで風呂に入り髪を乾かす。
制服に着替え終わって用意が済んだ頃にはもう、1時間目が終わってる時間だった。

私の前で一生懸命自転車をこいでいるさくらに話しかける。
「ごめんね~」
「いつものことじゃん、もう慣れたよ」といって笑う。

学校につくともう2時間目が始まっていた。
今教室に入ると邪魔になるから屋上でも行こっと。
そういいながらさぼりたいだけなんだけど。



< 14 / 33 >

この作品をシェア

pagetop