恋物語
私も宿題やんなきゃな~。
机の上を見るとまったく手を付けていない宿題の山。

チャララ~
[うち来て宿題やんない?うちまだまったく手付けてなくてさ(-_-;) 杏子]
タイミングよくあんずからのお誘いが来た。
いってこよっと。


3時間後
「でっきた~」
となりではうなっているあんず。
そのとなりではあきらめモードのかなで。
「ああ~あり本当にまったく手付けてなかったの?終わんのはやすぎでしょ」
「無駄口叩いてないではよ宿題終わらせろって」
ベットに寝転がって宿題をやろうともしないかなで。
「うるっさいな~かなでなんかまだ全然おわらせてないじゃん」
2人の言い争いは終わりそうもないので私は小さくなって近くにあった雑誌を読む。



「宿題を回収しま~す」
今日からまた学校が始まった。
前では1つも宿題を提出していないかなでが担任に怒られている。
2年の3学期って何にもないよな~。
行事っていったら3月にある山登りくらい。
山登りとか足筋肉痛になるしやだな~。
「はあ~めっちゃ怒られたし」
担任からのお説教が終わったのかかなでが帰ってきた。
「まあ宿題やらんでだわ」

いつの間にか時は過ぎてバレンタインが近づいてきた。
あいかわらず彼氏は出来なくって…
寂しい毎日を送っています。
「はあ~もうすぐバレンタインなのにチョコあげる相手がいないなんて寂しすぎる」
今日は学校だけど行く気がしない私とかなでと杏子。
かなでは私のベットで爆睡中。
「なんでありに彼氏できないんだろうね?」
それはこっちが聞きたいよ。
「わかった‼金パだからだ」
それたぶん関係ないと思うけどね。
あんずはかなでがいるから余裕だな。
「きっと関係ないね」

チャララ~
G組の優からだった。
普段メールなんかしないのになんだろう?

[いきなりごめん(-_-;)突然だけど俺と付き合って]

携帯をみて固まる。
私の異変に気付いたのかあんずが私の携帯を奪う。

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