★逆恋☆
どこへ行っても何をしても


常に見られ
囁かれる毎日。





正直紫乃はうんざりだった。






「ねぇ…どうしたら普通に生活出来るのかなあ?」



「うーん………

とりあえずその髪型だよね。」








意味ありげにあたしの短髪を指差して言う。







……何か嫌みを言うように。






「やっ…これは…ι」



紫乃は苦笑いを浮かべる。



「あたしロングって似合わないんだιι
だからショートじゃないと無理だよっ。」








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