★逆恋☆
「……どうやって話したらいい??」



「はぁ?!どうやってって
直接に決まってるじゃん!」





弱腰なあたしを真衣が叱咤する。







だ、だって




「涼く~ん♪」
「何食べてるの??」





ってピンクの雰囲気出してるあのとりまきの中に

入っていけるワケないでしょ??ι











「絶対無理ッ!!」


小声で反論するあたし。


「無理じゃない!!」


「じゃあ明日の休み時間の時に……」


「今言わなきゃ忘れちゃうでしょ!!」












真衣は喝を入れて
あたしを
涼くんがいる方向にむけて

そのまま背中を押そうとした。









「ちょ!真衣!?無理だってば!!」








こんな小さな論争が起こっていた。




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