★逆恋☆
「はぁ……はぁ…」







息切れしながらあの教室の前に立った。














短かったけど
ほんの少しだったけど





先輩と過ごした場所。













先輩に会いたくて


無我夢中で扉を開けた。



































開けた途端



あたしが感じたのは



















開けっ放しの窓から来る風と
















誰もいない教室の寂しさだった。




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