★逆恋☆
俺だけじゃなく和哉も気づいた。







「……何かお前に用事みたいだから
俺、先に片付けてくるわー」






気を使ってくれた和哉。









本当気がきく。










和哉が席を立ったのを見つつ



俺は後ろを振り返って


もめている藤波紫乃を見ようとしたが

















またもや1人になった俺を見て


大勢の女子達

いわゆるとりまき達が俺を囲んだ。



藤波紫乃の姿が見えなくなる。





「涼く~ん」


「涼くん何食べたの~??」


「次何の時間~??」









甘ったるい声が俺を取り囲む。


















あ~もう邪魔!!







うぜーよテメーら!!!怒




< 46 / 308 >

この作品をシェア

pagetop