手を繋いで…
『 真の ドあほ!』


顔を見た途端 そう うちは叫んでん。


いっぱい哀しむ人いてる。真 子供のこと 考えんかったん?
真 うちの幸せ 見届けるねん。いうてたやん。
俺が 認める男やないと
お前を渡さないていうてたやん。

冷たくなった真は 何だか小さく見えて
すごく愛しくなって
真に うちは キスをした。
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