手を繋いで…
『もしもし?』

『浩二クン…はよ 逢いたい …』

『どうした?寂しいんは美奈子だけやないけん…』
『帰ってきたら すぐ
抱いて…抱きしめて』

『わかったよ』


うちから そんな言葉が出るッて 考えてもいなかった 浩二クン…
少し ビックリしてたけど
わかったよ…の返事の中に優しさが溢れていた。

『あのさ〜浩二クンはやめとくれん?浩二でいいから…』

『うん ぢゃぁ…浩二これでええ?』

『あぁ…』

浩二クンは 話を切り替えた。


何だか 恋人同士な 可愛い会話したのって
何年ぶりやろ?
ナンテ
久々に 暖かな気持ちに
なってん。

そして…


浩二クンと 美奈子は
彼彼女の関係になった。

それでよかってんよね?
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