流れ星に願うとき
第一章 冬の夕方
午後5時12分
窓を見れば外は真っ暗
「全く!空は何処行った~!!」
星斗が家の中で叫んでいる
「もう少し落ち着いたら!?」
「無理!!
俺、電話してくっから!!!!」
まったく何で星斗は
こんなに落ち着きがないんだろ。
星斗が空の携帯に
電話をかける
PIPIPI~♪
PIPIPI~♪
PI!
『はい…』
空が電話に出たようだ
同時に、
「空っ!!!
今何時だと思ってんだよ!!!」
星斗が怒鳴った
『えっ?!星斗???
今???えっと…5時くらい…?』
「分かってんなら
何で今外にいんだよ!!!」
まったく落ち着きがない
俺はため息をついた
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