君に捧ぐ‥



放課後。
あたしは一人、屋上に立っていた




「凪ちゃん、まだかなぁ…」



時間が経つほどに、あたしの中の不安はどんどん積もっていく。



くるよね?


「待ってるから……ずっと…」




時間は、どんどん過ぎていく。




あたしの不安も、どんどん大きくなる…




キィ…



「!!凪ちゃ…」




「よう。」



来てくれた。










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