君に捧ぐ‥



帰ってから、俺は沙帆にメールを送った。



“ヤキモチ妬いたの?”


返事は、すぐに返ってきた。




“妬いた…”



「っ!!」

なんでコイツは、こんなに可愛いんだ。




“ごめん。
俺が好きなのは、
沙帆だけだから。”



“本当?”



“本当だよ。
俺を信じて?”



“うん…
好きだから、信じる。”



“愛してるよ。
おやすみ、沙帆。”



“照れるーっ!!
おやすみ、凪♪”




俺は、沙帆を愛しすぎていた。




沙帆がほしくて、たまらないんだ



「沙帆……愛してる…」









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