君に捧ぐ‥



――――…


「はぁ〜」



「それで本日15回目!」




「林檎ー!だってさ〜」



「はーいはい、わかったわかったあ!凪ちゃんかっこいー…でしょ?」




「やばい、まじ惚れた…」




先生の名前は、
春風凪。



あたしは、
凪ちゃんに恋してしまったかもしれない。




凪ちゃんのことを考えると、胸がきゅってなる。


「林檎〜これって、一目惚れ?」




「そうでしょ。それ以外の何があるの。」


りんごは甘いのに、林檎サンは辛口ですね…



「何、なんか文句あんの?」




「なんでもないですっ!」



一目惚れかあ……


あたし、
凪ちゃんが好きなんだ!!










.
< 5 / 179 >

この作品をシェア

pagetop