社長と私
ゾクゾクする。
触り方、焦らし方、声、体温
全てが目を開けてられないくらい心地いい。
気を失うかと思うくらいの時間だった。
ベットで2人とも倒れ込む。
「…汗かいたな。
風呂入るか?」
まさか誘われると思っていなくて、戸惑い気味に頷いた。
シャワーを浴び、丁寧に体を拭いてくれる彼に意外性を感じて思わず言ってしまう。
「優しいのね。
すぐタバコ吸いに行くタイプだと思ってた。」
すると、バサッと頭からタオルをかけられた。
「お前本当に男見る目ねーな。
そんな事する奴と寝るな。」
半裸で立ち去る彼に、そう来るか…と苦笑いをする。