夢〜明日への奇跡〜(実話)
『出来上がりました。中島さん綺麗ですよ…きっと新郎さんも喜ばれると思います』

メイクや衣装担当の方に言われ恥ずかしいくて まともに鏡が見れなかった。

私はじーちゃんの写真を取り出し、じーちゃんに
綺麗かな?
とウエディング姿を披露した。


するとお父さん、お母さん理奈が入ってきた。

『お姉ちゃん…綺麗』

『麗奈…最高に素敵だよ』
私のドレス姿を見て
泣き崩れた。

『もう!今から始まるのにそんなに泣かないでよ』


そうしているうちに
続々と式場に友達などが
集まってきた。

『中島!』

希望苑のみんなだった。

『綺麗ー!!最高だよ!ねっ主任!』

祥子達がドレスを珍しいそうに触りながら私を囲んだ。

『中島…ぅっ…キレィだ』
『もう!主任ったらまた泣いてる!涙はまだ早いってば!(笑)』


『本当にわざわざありがとうね』

『しっかり見届けるからなガンバレヨ!』

私は源太に背中をポンと
押された。


最高の花嫁にならなきゃ…私は強く誓った。
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