夢〜明日への奇跡〜(実話)
『今日は本当に何から何までありがとうございました

『喜んでくれて良かったよ麗奈ちゃんとも少しは近くなれたしね』


先生と一緒にいるたびにドキドキする高鳴る鼓動……
3回会っただけなのに。好きになってもいいのかな?
『麗奈ちゃん好きなアーチストとかいるの?音楽でも聴こうか』

『私ミスチルが好きです』
『マジ?俺も大好き!確かCDあるよ!全部いい曲だけどその中では何がいい?』
『………花………!!』

二人同時に答えていた。


『俺達息ぴったりじゃん(笑)俺も大好きやわ!』

先生はRepeatにして流してくれた。
二人口ずさみながらあっという間に時間は流れた。

『じゃ…ありがとうございました』

『お礼はメールがいいなあ連絡待ってるから。またねおやすみ』

『…はい…おやすみなさい』

先生の車を見送ると私は顔がにやけて仕方なかった。こんな気持ち初めて…。

私は自分の車の中でもミスチルの
【花】
をRepeatして帰った。
先生と一緒にいた余韻を楽しみたかった。
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