夢〜明日への奇跡〜(実話)
私は源太に連れられ近くの公園に来ていた。

『話って何よ?』


『お前あのイケメン野郎が好きなのか?最近やたら携帯見てるし…』

『えっ…?何よ!急に』

『いや…別に!ただあのイケメン結構モテるらしいから誰にでもいい顔してんじゃねーかなーって思って』
『何で源太がそうゆうことわかるの?先生の何を知ってんのよ!私が誰を好きになろうと勝手でしょ!』

『ただお前のじいちゃんと同じ名前ってだけで好きになるなんて頭おかしいんじゃねーのか?』

私は我慢の限界だった…
何で源太にここまで言われなきゃいけないのよ…

――パシッ!――

私は気付いたら源太の頬をおもいっきり叩いていた。
『…って…何するんだよ』
『源太なんか最低!自分だって美樹ちゃんのこと忘れられなくて今まで彼女何人泣かした?源太なんか大嫌い!もう帰るから!』


私は涙が止まらなかった。いきなり怒鳴るは先生の悪口は言うは最近おかしいよ先生は絶対そうゆう人じゃないもん!


《源太》
俺…何やってんだろう……何で素直に言えなかったんや!そういや美樹にも最低!大嫌いって言われたなぁ。
俺はとっくに美樹とは終わってるんだよ!
いい加減気付けよ…
本気で叩きやがって。

俺がお前のじいちゃんになりたいんだよ。

じゃなきゃ…
美樹に申し訳ないじゃねーかよ。
頼む…麗奈…。
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