同じ空の下で

道の向こうにいる先生が私の名前をよんでいた。


どうしたんだろ...??


「一個,言い忘れたことがあったんだっ!!」


辺りは車一台も通っていなくて,少しだけ声を張らせるうらいで充分きこえた。










「お前は泣いてるときもカワイイけど,笑っているときの顔の方が俺は好きだぞっ。」









今。






先生,私のこと....。








「だから,何があっても笑って前を見ていけっ!」







私のこと...。






「頑張れっ!!津月っ!!」






「...先生...。」





「お前ならできるっ!だから,もっと笑ってかんばれっ!!」











あ。









私いま気付いた。
















先生のこと好きだ。











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