同じ空の下で
私達は駅で少し立ち話をした後で、優希ちゃんが買い物がしたいと言ったから二人で買い物に行った。




「やっば〜いっ!!このワンピカワイくないっ?!」


え。



「…ちょっと派手じゃない?」



「えぇ〜?そうかなぁ…。」



優希ちゃんがカワイイと言ったワンピっていうのは。


ショッキングピンクのシフォンワンピで、丈なんか凄く短いしオフショルダーが胸の辺りまで下がってる。



スタイルが良くないとないと絶対に着れないな。


でも、優希ちゃんはスタイルが良いから大丈夫か…。


ふと値札をめくってみた。


……。



「…32000円っ!?」


高っ!!


「優希ちゃん、これ高いよっ!買えないんじゃない??」



私がこの値段にビックリしているに対して優希ちゃんは。



「え?そうかなぁ、全然普通じゃない?」



全然普通じゃないです…。



「…優希ちゃん。お金払えるの?」



「うん。」

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