同じ空の下で
「………そう。」


優希ちゃんは私から目を反らした。


「優希ちゃん?」


「引き止めてゴメン。気を付けて帰って。」


………?


「うん。ありがとう、バイバイ。」



優希ちゃんと私は、それぞれの帰路に帰って行った。





今日、久しぶりに会った優希ちゃん。



全然変わってない気もした。



でも、今の優希ちゃんはきっと私が知ってた優希ちゃんとは凄く変わっていて。



私自身、優希ちゃんが思っていたような人間じゃない。




前まではずっと一緒だったけど、今はお互い知らない物があって。




幼なじみ。




だけど、きっと私達違う気がする。




優希ちゃん。




何があったの?



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