姫取物語
第拾捌夜
「美麗久しぶりー!!」
舞を教えるため、とかぐやの家に訪れた美麗を見たかぐやは帝の傍に座っていた状態からものすごい早さで美麗のもとに飛び付いた。
「雅さんたら……病み上がりでしょう?」
帝と婆さんと爺さんの看病の甲斐あってかぐやの熱は下がった。爺さんはかぐやと遊んでただけだけど。
「良いのー! 動けるもん!!」
「智隼さんお久しぶりです」
「お久しぶりです」
「あれ? 智隼さんほっぺどうしたのー?」
何かで斬られたようなあとが付いている。
「いや、ちょっと……」
「手合わせした相手に斬られたらしいですわ」
「嘘?! ダサッ!」
「ダサくて結構です……」
舞を教えるため、とかぐやの家に訪れた美麗を見たかぐやは帝の傍に座っていた状態からものすごい早さで美麗のもとに飛び付いた。
「雅さんたら……病み上がりでしょう?」
帝と婆さんと爺さんの看病の甲斐あってかぐやの熱は下がった。爺さんはかぐやと遊んでただけだけど。
「良いのー! 動けるもん!!」
「智隼さんお久しぶりです」
「お久しぶりです」
「あれ? 智隼さんほっぺどうしたのー?」
何かで斬られたようなあとが付いている。
「いや、ちょっと……」
「手合わせした相手に斬られたらしいですわ」
「嘘?! ダサッ!」
「ダサくて結構です……」