姫取物語
帝はうーん……と考えてから、
「良いですね」
「本当によろしいのですか?」
「えぇ、最近、身体を動かす事が少なくて困っていたところですから」
智隼さんが来るのは一週間に一日。しかもかぐや達の舞の練習が終わるまでの間。
内裏にいたころは常になにかしら動いていたのに対してこの時間はあまりに短い。かぐやのお爺様が剣術をできるのであればかぐやの居ない間はお爺様に手合わせでも願おうかと思っていたほどだ。
「ですがかぐやが暇に……」
「大丈夫です。かぐやには婆さんいます。それに竹取りは日が一番高くなる前に切り上げますから!」
つまりはかぐやが一番活動している午後までには帰ってこれる、そういうことか……。
「なるほど……それは良い考えです。明後日から、竹取りについていっても……?」
「えぇ、構いません」
「よろしくお願いします」
お爺様もそろそろお歳を召していらっしゃる頃だしね。
「良いですね」
「本当によろしいのですか?」
「えぇ、最近、身体を動かす事が少なくて困っていたところですから」
智隼さんが来るのは一週間に一日。しかもかぐや達の舞の練習が終わるまでの間。
内裏にいたころは常になにかしら動いていたのに対してこの時間はあまりに短い。かぐやのお爺様が剣術をできるのであればかぐやの居ない間はお爺様に手合わせでも願おうかと思っていたほどだ。
「ですがかぐやが暇に……」
「大丈夫です。かぐやには婆さんいます。それに竹取りは日が一番高くなる前に切り上げますから!」
つまりはかぐやが一番活動している午後までには帰ってこれる、そういうことか……。
「なるほど……それは良い考えです。明後日から、竹取りについていっても……?」
「えぇ、構いません」
「よろしくお願いします」
お爺様もそろそろお歳を召していらっしゃる頃だしね。