姫取物語
「……あ! 俺、これが良い!」
「本当にそれで良いのかい?」
「うん!」
選んだのはたくさんの桜と扇が描いてあったやつ。なんとなく、可愛いと思ったし……。
きっと帝も可愛いって……「はいよ。かぐやは大きくなるのが早いからねぇ……」
はっ! 俺は一体何を考えて……。
「えへへっ!」
「手に乗るぐらい小さかったのが懐かしいねぇ……」
「俺、そんなに小さかったっけ?」
「小さかったよー最初は爺さんの作った籠の中に入れてたんだから」
「うわぁ……」
「でも最近はめっきり身長も伸びなくなっちゃって……」
「な?! 最近それ気にしてんのに!」
「本当にそれで良いのかい?」
「うん!」
選んだのはたくさんの桜と扇が描いてあったやつ。なんとなく、可愛いと思ったし……。
きっと帝も可愛いって……「はいよ。かぐやは大きくなるのが早いからねぇ……」
はっ! 俺は一体何を考えて……。
「えへへっ!」
「手に乗るぐらい小さかったのが懐かしいねぇ……」
「俺、そんなに小さかったっけ?」
「小さかったよー最初は爺さんの作った籠の中に入れてたんだから」
「うわぁ……」
「でも最近はめっきり身長も伸びなくなっちゃって……」
「な?! 最近それ気にしてんのに!」