姫取物語
「大丈夫?」
「……」
実に恥ずかしい……帝の前で泣いてしまった……しかも帝に寄りかかって……。
今も寄りかかったままだ
「姫ってさ」
「?」
「男の子だろ?」
「……へ?」
「すごー……声まで女の子みたいなんだ」
「え? え?」
話が読めない……。
かぐやは焦って声が出てることに全く気付いていない。
「もーホントに女の子みたいだから一瞬迷っちゃったけど姫って男の子だよなー?」
「な!? えぇ?」
焦りすぎじゃない……?
「姫焦りすぎだろ……」
だよね。
「なっ……お……えぇ!?」
「マジで大丈夫?」
「……」
実に恥ずかしい……帝の前で泣いてしまった……しかも帝に寄りかかって……。
今も寄りかかったままだ
「姫ってさ」
「?」
「男の子だろ?」
「……へ?」
「すごー……声まで女の子みたいなんだ」
「え? え?」
話が読めない……。
かぐやは焦って声が出てることに全く気付いていない。
「もーホントに女の子みたいだから一瞬迷っちゃったけど姫って男の子だよなー?」
「な!? えぇ?」
焦りすぎじゃない……?
「姫焦りすぎだろ……」
だよね。
「なっ……お……えぇ!?」
「マジで大丈夫?」