Love story's
ドキドキと高鳴る心は、あたしの褪(ア)せない想いの証。


上杉先生を好きだと思う気持ちは、まだまだ止まらないみたい。


幸せを感じていると、先生がゆっくりと離れた。


「俺はさ、“立派な教師”からは程遠いけど、俺にとって一番大切な七星がそんな風に思ってくれた事が、本当に嬉しいんだ」


上杉先生は本当に嬉しそうにしてくれているけど、本当は不安もある。


「ねぇ、先生……」


「ん?」


不安げに上杉先生を見上げると、先生がフワリと微笑んだ。


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