Love story's
ねぇ、先生……


上杉先生は今までたくさんの事を教えてくれたし、抱え切れないくらいの優しさと愛情をくれた。


だけど…


あたしは、上杉先生に何も返せていないのかもしれない。


だから、せめてこの夢を叶えられるように頑張ろう、って思うんだ。


上杉先生の傍で、先生みたいな“先生”になれるように…。


ねぇ、先生……


いつか教壇に立てる時が来たら、上杉先生の事を話したいんだ。


『あたしは、世界で一番素敵な先生に出会えたんだよ』って――…。





             END.


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