Love story's
片付けを済ませた後、虹ちゃんは拗ねたままのあたしを引きずるようにして、バスルームに行った。


彼に服を脱がされないように両手でガードしていたのも、ほんの束の間の事…。


虹ちゃんから与えられたキスに翻弄されているうちに、真っ裸にされてしまっていた。


いつもの事とは言え、彼のペースにはまっている事がやっぱり悔しい。


だけど、虹ちゃんを想う気持ちの方が、ずっとずっと大きくて…


幸せを強く実感していたあたしは、彼からの愛を感じながら自然と笑顔に戻っていった――…。


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