Love story's
キュンと鳴った胸の奥が、甘く優しく締め付けられる。


「晴稀……」


「ん?」


「めっちゃ好き……」


「俺は好きちゃうな……」


「えっ!?」


プロポーズしてくれたのに……?


晴稀はクスッと笑って、戸惑うあたしの耳元でそっと囁いた。


「羅夢、愛してる」


晴稀……


あたしも晴稀を愛してる……





甘い恋は、あなたの味。


優しいキスは、あなたの愛。


もうすぐ、付き合って二度目のクリスマスがやって来る――。





             END.


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