Love story's
体を暖める事を優先するように、冬夜はあたしを連れてバスルームに行った。
二人で湯舟に浸かると、彼が後ろからあたしの体を抱きすくめた。
「何かあった?」
その質問に首を小さく横に振ってから、ゆっくりと口を開く。
「何もないけど、ただ謝りたかった……。謝っても許される事じゃないけど……」
背中越しに、冬夜がピクリと反応したのがわかる。
「あの時の事?」
小さく頷くと、彼はため息をついた。
「あの時の事はもう気にするな。今は、柚葉が俺の傍にいてくれる事が全てなんだから」
二人で湯舟に浸かると、彼が後ろからあたしの体を抱きすくめた。
「何かあった?」
その質問に首を小さく横に振ってから、ゆっくりと口を開く。
「何もないけど、ただ謝りたかった……。謝っても許される事じゃないけど……」
背中越しに、冬夜がピクリと反応したのがわかる。
「あの時の事?」
小さく頷くと、彼はため息をついた。
「あの時の事はもう気にするな。今は、柚葉が俺の傍にいてくれる事が全てなんだから」