Love story's
その言葉で、海斗君のママがニッコリと笑いました。


「ママも、海斗がだぁーい好きやで♪」


海斗君のママは、優しく微笑みながら海斗君の体をギュッと抱き締めました。


そして、バッグから赤いリボンが掛けられた小さな箱を取り出し、海斗君に渡しました。


「はい、プレゼント♪」


「ぷえぜんと?」


「うん、今日はバレンタインデーやからね♪」


海斗君のママは、優しく笑いながら言いました。


「あっ、ばれんたいんでぇ!」


ママに言われてその言葉を思い出した海斗君は、ニコニコ笑顔になりました。


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