※ご主人様は完璧王子?※
※第四章※
『……………眠い……』
あたしはしばしばする目をこすった。
昨日は規則を覚えるために完徹したから眠いに決まってるんだけど………
『それにしても眠いよ………。』
「あら、優花さん。ご飯たべないんですか?」
弥生ちゃんが心配そうにあたしをうかがう。
『眠すぎてもうそれどころじゃ……』
「でも食べなきゃダメですよ!!」
そう言うと弥生ちゃんは目の前にあるフレンチトーストにぱくついた。
そして満足そうに頷き、紅茶を一口飲む。
あまりにも美味しそうに食べるので弥生ちゃんに言われた通りにあたしも一口食べてみる。
『………っふぁ!!なにこれおいしいっ!!!!』
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