※ご主人様は完璧王子?※
※第二章※
電車に揺られ約一時間ちょっと……
正直、ここまで長く電車に乗ったことがなかったからか、なんだか腰が痛い……
駅から校門の前へ軽く走りながら向かう。
校門に着いたとき……あたしは絶句した…。
いやいや、校門大きすぎっ!!
しかも門のなかはお庭のようになっていてもうお金持ちとしか言えないような学校だった……。
(学校見学は毎回抽選制であたしは毎回落ちてたんだ。
だから実際に目のあたりにするのは今日が初めて。)
広すぎる庭を横切って校舎に入ろうとしたときだった……。
いきなり女の子の大群が押し寄せてきてあたしは身動きができなくなった。
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